やってみよう、エコライフ
家電をライフステージで見直す
私たちの暮らしをサポートしてくれる家電。ライフスタイルが変化すると、家電に求める容量や性能等も変わってきます。
旅立ちの春に家電を見直して、省エネ&快適に過ごしましょう。
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年間使用電力量が多い
「冷蔵庫」の見直しを食べ盛りの子どもがいる家庭と、子どもが巣立って夫婦だけになった家庭では冷蔵庫の必要容量が異なります。わが家の適量サイズを右の計算式で調べてみましょう。また、冷蔵庫の機能もわが家のライフスタイルに合うか検討を。例えばお子さんが独立した林さん宅の冷蔵庫は、野菜室のないシンプルな2ドア。野菜は必要量を買ってかごに盛り、新鮮なうちに食べ切ります。省エネで食材ロスも減り、一石二鳥です。
●家族の人数による一般的な容量の目安
(70L×家族の人数)+120~170L(常備品)+100L(予備)
出典:(一財)家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2017年版」 -
わが家に乾燥機は必要?
日々の洗濯で、洗濯物を干す手間が省ける乾燥機は強い味方。ところが、生地の種類によってはシワがつくので、乾燥機にかけるものを選別しなくてはなりません。その手間を考えると、シワになりにくいタオル、靴下などをまとめてたくさん洗う家庭では家事を短縮できますが、洗濯の量が少ない家庭では乾燥機を使うより干した方が省エネで家事も減らせそうです。
子どもが育ちざかりのときは乾燥機をフル活用していたという林さん。今は洗濯機のみです。
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冷房・暖房器具は適材適所で
例えば、「以前の子ども部屋に壊れたエアコンが置きっぱなし」「毎日入浴するのに脱衣所に暖房がない」とうことはありませんか? 快適に過ごすためにも必要に応じて冷房・暖房器具を見直しましょう。古くて使えないエアコンはフロンガスを回収するために家電リサイクル法に基づき処分を。また、高齢者に多発する入浴時のヒートショックによる死亡を防ぐため、温熱環境を適度に保つ工夫をしましょう。
部屋をすぐに暖める省エネのグラファイトヒーター。脱衣所で使う時はタオルや着替えなど、燃えやすいものをそばに置かないように注意しましょう。
2018 Vol.2