株式会社温泉の駅リバージャンプさま

お客さま訪問記

株式会社温泉の駅リバージャンプさま

協会のお客さまを紹介します!お客さま訪問記

球磨川の魅力を一人でも多くの人に伝えたい

株式会社温泉の駅リバージャンプさま 熊本県球磨郡球磨村渡乙2206
http://yunoeki.com/

日本三大急流の一つ、球磨川のほとりを見下ろすように建つ、約2年前にオープンしたばかりの「くま村 湯の駅」。温泉・宿泊施設・レストラン・物産館などを併設する複合観光施設です。この施設を運営する株式会社温泉の駅リバージャンプさまを訪問しました。
◀株式会社温泉の駅リバージャンプ
代表取締役  高瀬 弦子 さん

球磨川のほとりにオープンした複合観光施設

球磨川が穏やかな流れから急流となるのは人吉市より下流の球磨村渡地区。14年前、この地にラフティングツアーの会社を立ち上げたのが、株式会社温泉の駅リバージャンプ代表取締役の高瀬弦子さん。「ラフティングのシーズンは夏だけ。球磨の自然と球磨川の素晴らしさを一年を通してさらに多くの方に知っていただきたいと思い、まず温泉、物産館、ホテル、レストランを有した複合施設の建設を計画したのです」と経緯を語ります。「こだわったのは球磨川の風景。通常は道路に向かって店を建てますが、ここは球磨川に向かって建てています。館内のどの施設からも球磨川が見えますよ」 各施設を案内していただきました。まずは温泉。人吉・球磨は昔から温泉地ですが、ここは新たに掘削した温泉です。「1000mもの深い地層を掘削した源泉で、よその温泉とは泉質が違います」と高瀬さん。加温・加水なし、源泉掛け流しの湯はとろっとした化粧水のような肌触りです。大浴場や露天風呂、ジャグジー、サウナ、水風呂などがあり、どの浴槽からも球磨川が眺められるように設計されています。

1球磨川観光の拠点「くま村 湯の駅」。2源泉掛け流しの温泉は立ち寄り湯としても利用可能。 3全客室から球磨川を眺められる。4“鮎の生干し”など地元のお土産を中心に揃える産ぴん館。5「Aiリバージャンプ」の展望デッキでは球磨川の川風に吹かれながらバーベキューが楽しめる。

球磨・人吉自慢の逸品が勢揃い

「ホテル くま村」の客室(和室・和洋室)は、全7室とも天井が高くて広め。もちろん全室リバービューです。ほかに団体宿泊用の大広間も用意されています。
明るく開放感のあるレストランも美しい河川景観を楽しむことができます。地元産の野菜や米を使った豊富なメニューが自慢です。「霧島産の黒豚を使ったこだわりの料理もありますが、今後は鮎など地元特産の食材を使ったメニューを増やしていきたいです」と高瀬さん。レストランの付帯施設として小宴会場やステージを備えたイベントホールもあり、歓送迎会や音楽ライブなどにも利用されています。
特産品を販売する産ぴん館には農家直送の採れたて野菜や果物、加工品などが大集結。「球磨村だけでなく人吉・球磨地域の100社以上もの仕入れ先から自慢の逸品を取り揃えています。観光客だけでなく地元の方にもご利用いただいています」と高瀬さん。もちろん産ぴん館も窓外は球磨川に臨む絶景で、運が良ければ汽笛を鳴らして鉄橋を渡る「SL人吉」の勇姿も見ることができます。

ラフティングシーズンの夏には、川遊びを楽しむ多くの観光客が訪れる。

夏の球磨川はラフティング天国

「くま村 湯の駅」に隣接するのはラフティングツアーの基地となる「Aiリバージャンプ」。高瀬さんがその魅力を熱く語ります。「球磨川は瀬や淵が豊富。トロ場ではボートをわざと転覆させて水遊びしたり、高い岩場から飛び込みをしたり、4歳のお子さまからご年配の方までさまざまな楽しみ方ができますよ」。
施設が充実するくま村 湯の駅ですが、「まだ完成ではなく現在進行形」と語る高瀬さん。「今後、家族風呂や湯治場などを併設していきたいと思います。そうやって一人でも多くの方に球磨・人吉の魅力、球磨川の素晴らしさを、地元の皆さまと力を合わせて広めていきたいのです」
最後に、電気設備の保安管理についてご意見を伺いました。「多くのお客さまを迎える施設として一番心配なのは漏電による事故や火災。でもそこは保安協会さんがき

九州電気保安協会担当事業所
熊本支部 人吉事業所
植野 聖

温泉の駅リバージャンプさまは、球磨川の景観や環境を守るための活動にも取り組んでおられます。私も負けないよう、地域のお客さまに最高の「安全・安心」を提供してまいります。

2020 Vol.1

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