道の駅 天草市イルカセンターさま

お客さま訪問記

道の駅 天草市イルカセンターさま


熊本県天草市五和町二江4689-20
https://www.amakusa-dolphin.jp

天草の魅力を再発見する海辺の観光拠点

イルカセンター
施設案内のインフォメーションを兼ねたイルカウォッチングの受付窓口。出港のスケジュールは午前2便と午後3便。

イルカウォッチングの発着地

海の向こうに島原半島を望むシーサイドに面した白い建物。2019年にオープンした「道の駅 天草市イルカセンター」を訪問しました。「ここ五和町はイルカウォッチングが盛んで、その船を出す事業者を一つにまとめ、イルカに会いに来るお客さまをワンストップで受け付けておもてなしをする施設です」と語るのは、同駅のセンター長・植田弘一郎さんです。同駅は天草漁業共同組合の指定管理で、植田さんもその職員。海の専門家なのです。「五和町の沖合には約200頭のイルカが暮らしており、年間のウォッチングツアーでイルカに会える確率は90%以上です」。同駅の目の前が船の発着所なのでとても便利。出港までの待ち時間にショッピングやグルメを楽しむことができます。というわけで植田さんに施設を案内してもらいました。

イルカセンター
イルカセンター
(上)朝取れ新鮮な刺身定食はその日の水揚げによって内容が変わる。この日は天然羽カツオ、天然カジキマグロ、タイ、カンパチ。(下)天草の郷土食として親しまれている水産加工物の数々。

天草の食文化と漁協直送の魚介

まずは1階の観光・物産フロア。天草市の観光情報を発信するコーナーや、イルカと人が共生する海を守る漁師さんたちの取り組みを紹介するコーナー、ベビールームなどがあります。お楽しみは天草の名産品・お土産が購入できる物販コーナー。海辺の道の駅だから、やはり漁協直送の新鮮な魚介と水産加工品がイチ押しです。「天草は有明海、八代海、東シナ海と3つの海に面するのでさまざまな魚種が水揚げされ、その中で上質なものだけをここで販売しています」と植田さん。
その天草のおいしい魚を海を眺めながら味わえるのが、2階の漁協レストランです。一番人気は刺身定食や海鮮丼。全国でも珍しいクロメという粘りが強い海藻を使った海鮮丼「二江丼」も注目されています。「魚のうまみ成分を保つために、締め方とさばき方、そして水の扱い方など、漁協人として譲れない調理をしています」とサカナ愛が尽きない植田さんです。

植田センター長
「この海はイルカの餌になる魚介が豊富なので、ミナミハンドウイルカが群れで定住しており、どの季節でもイルカに会いに行くことができます」と語る植田センター長。

ドルフィンスクエアで感動体験

2階には五和町の海とイルカについて楽しみながら学ぶコンテンツを用意した「ドルフィンスクエア」もあります。圧巻なのはVRイルカウォッチング。上空、船、海中から360度撮影したイルカをゴーグル越しに見ることができます。「イルカに興味がない方でも、このVR体験をした途端にイルカウォッチングを申し込むお客さまもいます」と植田さん。「イルカウォッチングはお子さまからお年寄りまでみなさん感動されます。そして天草のおいしいものを買って帰ったり、ここで味わったり。天草の魅力を再発見してください」と呼びかける植田さんに、施設の電気設備の保安管理についてご意見を伺いました。「保安協会の担当者は挨拶からして明るくハキハキと快く、安心してお任せしています。節電についてもいろいろアドバイスをもらい、助かっています」

ドルフィンスクエア
ドルフィンスクエア
ドルフィンスクエアには「VRイルカウォッチング」のほか、人間の動きに合わせて画面のイルカが反応する「ドルフィン・グリーティング」も。気分はすっかりイルカのトレーナー。

このカテゴリの関連記事

Page Top