電気の子メーターはだれのもの?

プロが解決!電気のギモン

電気の子メーターはだれのもの?

テナントビルやアパートなどでよく使われる電気の「子メーター」とは? だれが所有・管理しているのか? また、子メーターにはどんな決まりごとがあるのか? 電気保安のプロである当協会の電気主任技術者が、子メーターについて紹介します。

子メーターは電気料金の配分証明

メーターとは、テナントビルやアパート、社宅、寮、スーパー、市場などの建物の管理者が電力会社に一括して支払った電気料金を、各テナントや部屋の使用量に応じて配分するために用いられる電気メーターです。電気の供給事業社(電力会社)から建物全体に1契約として電気を供給する際に使われるのが親メーター(電力量計)。これは電気の供給事業社が所有・管理しています。

して子メーターは建物の管理者(設置者)と入居者の間で行う電気料金の計量に使われ、電気料金の配分証明として用いられているので、証明用電気計器とも呼ばれています。施設管理者が入居者に対して設置するので、一般的に管理者側が所有・管理します。ただし、メーターの公平性を巡って当事者間のトラブルをなくすために、使用できる子メーターの規格は計量法によって厳重に定められています。

使用条件は検定済・有効期限内

使用できる子メーターの条件は「検定済」であること。メーターが正確に動作をしている保証です。日本電気計器検定所の検定に合格した証の「検定ラベル」、または指定製造事業者の自主検査に合格した証の「適合ラベル」が付され、そのラベルにはメーターに適合した有効期限が表示されています。また、検定を受けたメーターには内部に触れることができないよう封印キャップが留められています。

効期限はメーターの電圧や電流の定格値などによって10年、7年、5年と規定されています。子メーターは「検定済・有効期限内」で使用しなければならず、違反すると罰金が科せられます。有効期限が切れそうな場合は、別の検定済のメーターに交換するか、使用中のメーターを一度取り外して整備し、検定に合格した後に取り付けます。当事者間のトラブルを未然に防ぐため、ルールを守りましょう。

株式会社丸京石灰

このカテゴリの関連記事

Page Top