やってみよう、エコライフ
お買い物でもエコ
マイバッグの持参やトレーなどのリサイクル以外に、買い物でもできるエコがたくさんあります。食品ロスを削減し、地球温暖化にブレーキをかけるため、買い物によるエコを考えてみましょう。
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旬のもの、近くのものを選ぶ
例えばきゅうりの場合、化石燃料を燃やして加温したハウス栽培のものは、生産にかかるエネルギーが旬の露地ものの約8倍というデータもあります※。また、遠くから運ばれる輸入物より国産の野菜の方が、輸送や保存に必要なエネルギーは少なくて済みます。そういった間接的なエネルギーも意識して買い物をしましょう。
※出所:(一財)省エネルギーセンター「上手にいただきます 食の省エネBOOK」 -
利用することでエコになる
マイバッグを持参すると、料金を割り引いたり、ポイントを付与したりする店も増えました。プラスチックストローをやめると宣言した飲食店や、環境負荷の少ない商品を積極的に揃える店もあります。そんな店を利用することもエコの応援に。また、商品を買うときはどんな環境マーク・ラベルがあるか、店内でチェックしてみましょう。
左:FSC認証マーク…森林の環境保全に配慮した製品(紙・木材製品等)、右:海のエコラベル(MSC認証)海洋の自然環境や水産資源に配慮した水産物
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“買い物しない日”を作ろう
たまには“今日は買い物をしない”と決めて、家にあるものだけで食事を準備してみませんか?冷凍庫の奥に眠っている食材、賞味期限間近の乾物、使い残した野菜などでレシピを工夫してみましょう。定期的に行うと、冷蔵庫やパントリーの整理になり、食料の在庫を把握できるので、食品ロスを減らせます。
2019 Vol.2