よかとこ見つけた♪
風光る豊後府内の花景色
大分市最東端に位置する「佐賀関」は、ブランド魚の関あじ・関さばのふるさと。目の前に豊後水道が広がる関崎展望台など、佐賀関の高台では、絶景を楽しむことができます。
八重桜の桃源郷
昭和38年に建立された不動尊一心寺には山に囲まれた谷底に2万坪の境内があり、そこに西日本随一とされる約800本の八重桜(ぼたん桜)が植樹されています。春の開花期には「一心寺ぼたん桜雲海祭り」が開催。上から見下ろすと谷底に広がる桜が雲海のようだと称され、緑色や黄色など15種類以上の珍しい八重桜が境内を埋め尽くす景観は圧巻です。
- 一心寺
- 住/大分市廻栖野1305
- TEL/097-541-3029
- 営/9:00~16:00
- 祭り開催期/2023年4月6日~4月17日(予定)
- ※お寺に入るには拝観料が必要となります。
しめ縄の海から昇る朝日
佐賀関半島の黒ヶ浜の岩礁帯に立つ大小2つの岩からなる「ビシャゴ岩」にはしめ縄が架けられていて、その間から太陽が昇ってくる日の出風景は荘厳な雰囲気にあふれます。船の航行の安全を守るという伝説上の神、黒砂・真砂姉妹を祭っていることから、「姉妹岩」とも呼ばれています。また、黒ヶ浜では波の力で丸みを帯びて磨かれた蛇紋岩という黒い小石が堆積し、美しい海底を見せています。
- ビシャゴ岩(黒ヶ浜)
- 住/大分市佐賀関大黒
堀と石垣と桜
築城から400年余りの歴史を有し日本100名城の1つに選定された府内城は、大分市街の中心に位置し、堀や石垣などが昔のままに残っており、現在は大分城址公園として市民の憩いの場になっています。そしてここはまた桜の名所としても知られています。堀に沿って植えられた約65本のソメイヨシノが咲き、それを石垣の上から見ると、桜が絨毯のように広がって見えます。また堀の水面に映る桜も艶やか。堀には水鳥がのんびり泳いでいます。
- 大分城址公園
- 住/大分市荷揚町74外
1本の木から咲く藤
豊後の一之宮として知られる古社・西寒多神社は、樹齢450年の1本の古木から咲き誇る藤の名所でもあります。境内にあるヤマフジは高さ3m、幹周り2.3mの大木で、330㎡に渡って藤棚に枝を伸ばし、美しい花を咲かせます。藤の花房は長いもので1m以上にもなり、薄紫の美しい色と甘酸っぱい香りは訪れた人を魅了します。
- 西寒多神社
- 住/大分市寒田1644
- 開花期/4月中旬~下旬
- 拝観時間/終日
- TEL/097-569-4182
- お札・御守り受付/9:00〜16:30 祈願受付/9:30〜16:00
にら豚
昭和43年に始まった大分市のニラ栽培。いまでは全国でも有数のニラの産地となっています。昭和46年、市内の中華料理店で「大分市の特産品を使って安くておいしい料理を作ろう」という考えから誕生したメニューが、にら豚です。大分市特産のニラを使用し、豚肉とキャベツをいっしょに炒めるしょうゆ味ベースの一皿。現在では市内の多くの中華料理店で提供され、大分市民に広く愛されています。
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