暖房器具の効果的な使い方

やってみよう、エコライフ

暖房器具の効果的な使い方

暖房しているのに足元が冷えたり、寒さで腰や背中を丸めていたり…ということはありませんか?
省エネしながら快適に過ごせる、暖房器具の効果的な使い方。
今日から実践してみましょう。

監修 林 真実 消費生活アドバイザー・環境カウンセラー。エコで快適なライフスタイルを、わかりやすく、楽しく提案。
  1. 暖気をコントロール

    サーキュレーターは天井へ向けましょう

    暖かい空気は軽いので上昇し、天井付近に溜まります。エアコンの暖房も同じで、温風は天井へ行き、私たちのところへ届きません。上下の温度差が8度近くあることも。そこで、エアコンの上下風向板を下向きにして温風を下ろし、さらに天井付近の暖気をサーキュレーターで部屋中に行き渡らせると、より暖かく感じます。
    ※サーキュレーターの機能が付いたエアコンもあります。

  2. 加湿であったか

    加湿は風邪予防にもなるので一石二鳥です

    エアコンで暖房すると部屋の空気が乾燥します。同じ室温なら湿度が高い方がより暖かく感じるため、湿度を高く保って体感温度を上げましょう。湿度計をチェックしながら、加湿器を活用します。湿度40~60%を目安にしましょう。
    ※湿度をコントロールできるエアコンもあります。

  3. こたつに入るときは、肩や腰にもプラス1枚

    腰まわりの防寒もお忘れなく!

    こたつはとてもエコな暖房器具。フローリングなら断熱マット(アルミマット)などを敷くと、熱が床から逃げるのを防いで暖かさをキープします。そして、意外と実行されていないのが衣類での防寒。こたつから出ている肩・背中・腰など冷えやすい上半身も衣類で上手に防寒して、体全体が温まるようにしましょう。

2019 Vol.1

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