ミライon図書館 さま

お客さま訪問記

ミライon図書館 さま

「現在と過去のことを多く知ることで、未来の自分のためのスイッチをONにできる場所になってほしい」という願いを込めて、2019年に開館した長崎県大村市の「ミライon図書館」さまを訪問しました。

ミライon図書館 さま 長崎県大村市東本町481
https://miraionlibrary.jp

街の活性化を促す図書館

湾曲した美しい外観がとても印象的なミライon図書館。実は、長崎県と大村市が共同で運営する施設なのです。もともと県立図書館は長崎市内にありましたが、建物の老朽化や蔵書の収蔵能力が限界に達しつつあったことなどから建て替えの検討が始まりました。しかし、現地での建て替えは、十分な施設面積の確保が困難であること、また、県内全域、県民全体への図書館サービスの提供という県立特有の役割・機能を効果的に発揮できる立地場所の選定が必要という課題がありました。
一方、市立図書館では、県立図書館と同様に建物・設備の老朽化が著しく、建て替えは急務となっており、建て替えに際しては、駅前の中心市街地活性化につながるようなまったく新しい魅力あふれる図書館が求められていました。二つの図書館が抱えていた課題をお互いに解決しあうような形で、大村市にミライon図書館が誕生したのです。
経緯を語ってくれたのは、ミライon図書館副館長の白石勝己さん。「県と市で合築したことで、施設の大規模化を実現し、本館の蔵書が増加した結果、利用者に対する図書館サービスが大きく向上しました。」

居心地よい快適な読書環境を追求

ミライon図書館の収蔵能力は約202万冊、九州では最大級です。現在の蔵書数は約131万冊。そのうち、一般書など約21万冊を3階に、1階の「こどもしつ」に約4万冊の絵本や児童書を開架しています。
1階エントランスから見上げると、県産材を使った大天井が建物全体を覆い、各階を段状に配した開放的な設計となっています。「ミライon図書館は、ひとつ屋根に覆われた湾型段ライブラリーと呼ばれています。湾型の設計は、大村湾からイメージしたものです。」と白石さん。
利用者は、広々とした館内の500を超える席から、自由に居心地のいいスペースを見つけることができます。
その他にも、フリーWi-FiやICタグを活用した自動貸出機、車椅子の高さに調整できる閲覧席、照明・空調の自動制御など、利用者へ快適な読書環境を提供することを心掛けています。

出逢いの広場としての図書館

ミライon図書館には、講演会や音楽会などを開催できる多目的ホール、大村の歴史を学ぶ大村市歴史資料館、長崎県産の食材を使ったメニューを提供するカフェもあります。広場のような館内には、本と人との出逢い、人と人との出逢いが生まれ、温かな賑わいが溢れています。
「大村市は、空港、JR、高速道路など交通アクセスに大変恵まれています。また、9月には、西九州新幹線が開業します。全国の皆様、この機会に是非、長崎県へ、大村市へ、そしてミライonへお越しください。」と語る白石さんに、館内の電気設備の保安管理についてご意見を伺いました。「九州電気保安協会は、ミライon図書館建設時から関わってもらっており、いわばミライon図書館を知り尽くしている存在です。定期点検時には、毎回、丁寧な説明と専門的なアドバイスをいただいており、とても信頼しています。」

長崎県立と大村市立二つの図書館が一つになった

館内
館内に入ると、一つ屋根の大きな空間が広がり、心地よい木の香りに包まれる。
対馬産の杉
産材である対馬産の杉をふんだんに使い、木の香りとぬくもりのある空間を演出。
白石勝己さん
「2022年9月23日、ついに西九州新幹線が開業します。全国の皆様、大きな節目を迎えている長崎県、大村市、そしてミライon図書館へ、是非お越しください。」と語る、ミライon図書館副館長の白石勝己さん。
エントランス
(上)読書に適した落ち着いた照明の館内でも本を探しやすいように、本棚を照らすライトを設置。(下)エントランスには、大村湾に浮かぶ船をイメージしたベンチが並ぶ。
cafe miraino
(上)館内の案内やサインは、シンプルなデザインで統一。落ち着いた雰囲気となっている。(下)長崎県産の食材を使ったサバサンドやキーマカレーが評判の「cafe miraino」。

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