知ってなっとく!でんき講座
水・湿気に注意しよう! ①
水・湿気は感電や漏電、電気製品の故障を引き起こす危険があります。電気製品を使うときは周りに「水」がないか確認しましょう。
- 水による「電気事故」を防ぐには?
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- 濡れた手で触らない
- 水は電気を通しやすいので、濡れた手でスイッチやプラグに触るのは危険です。よく手を拭いてから触るようにしましょう。
- そばに水を置かない
- 水がこぼれて電気製品の内部に侵入すると故障や感電の原因に。電気製品の近くに花瓶、水槽などを置かないようにしましょう。
- 雨水を侵入させない
- 屋外に設置した外灯や門灯が破損して雨水が侵入すると、漏電や感電の原因に。外灯や門灯を確認し、破損している場合は修繕しましょう。
- 浸水したら使わない
- 地震や台風などにより、屋内配線や電気製品が水に浸かった場合は、漏電などの原因となるので使用しないでください。
濡れたモバイルバッテリーから火災発生
誤ってシーツと一緒に洗濯したモバイルバッテリーに水が侵入。基板がショートして異常発熱し、モバイルバッテリーを焼損する火災となりました。電気製品に水がかかったり、水没させたりした場合は、使用時に異常が起こるおそれがあるため、取扱説明書や事業者に連絡するなどして確認してください。
参考:独立行政法人 製品評価技術基盤機構「濡れて起きる製品事故」