知ってなっとく!でんき講座
漏電と感電②
漏電とは、読んで字のごとく電気が漏れること。電気が漏れると、感電や火災を引き起こし、大変危険です。漏電を未然に防ぐためには、どんな方法があるのでしょうか?
- "感電"ってなに?
電気が体に流れて「ビリッ」と強い衝撃を受け、しびれることを「感電」といいます。電流が体を通って流れて感電するのです。電流の大きさによって、感じ方が違い、最小感知電流(1mA)や付随電流(15mA程度)、心室細動電流などにわかれます。
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人体に対する電流の影響
1mA 5mA 10mA 20mA 50mA 100mA ピリッと感じる程度
かなり痛い
耐えられないほどビリビリくる
筋肉の硬直が激しく呼吸も困難
引き続き流れると死に至る
短時間でも生命にかかわる
致命的な障害を起こす
- どうして感電するの?
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電線に鳥が止まっている光景をよく目にします。鳥はなぜ感電しないのでしょうか?
1本の電線に触れているだけだと電圧の高低差がないので、感電しません。鳥も人間も電気が体に流れると感電します。
濡れた手は危険
水は電気を通しやすく、濡れた手でスイッチやプラグに触るのは危険です。手や足が濡れていると感電した際に体に及ぼす影響が大きくなり、100ボルトでも死亡することがあります。
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子どもがいたずらで感電
子どもがコンセントにヘアピンやクリップなどの金属片を差し込んで感電し、やけどを負う事故が発生しています。子供は様々なことに興味を持ちます。コンセントや延長タップに専用キャップを取り付けて穴をふさぐなど、事前に対策をしましょう。
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