危険!動物に関連する電気事故 ②

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危険!動物に関連する電気事故 ②

私たちの身の回りで起こる電気事故の中にはペットや小動物に関連したものがあります。思わぬ事故が起きないように事前の対策を行いましょう。
参考:独立行政法人 製品評価技術基盤機構「ペット等の動物が関係する製品事故の防止について」「熱帯魚などの飼育用水槽の事故」「身近な動物が思わぬ火災事故を引き起こします」

事故ファイル3ムカデがエアコン室外機に侵入して出火

エアコン室外機の中にムカデが侵入し、通電中の基板充電部に触れたためトラッキング現象が発生。室外機が出火し、焼損した。

アドバイス小動物による事故を防ぐには?

〇エアコン室外機に小動物が集まらないように、周囲にごみや段ボール、植木鉢などを置かないようにし、こまめに掃除する。

〇不意に電源が入る、スイッチが効かない、焦げ臭いにおいがするなどの異常がみられたら、直ちに販売店や製造事業者などに点検・修理をお願いする。

事故ファイル2ペット用品により火災発生

●水槽用ヒーターを低水位で使っているうちに、水槽の水が蒸発して空だき状態に。ヒーターに触れた可燃物が過熱されて出火し、建物が半焼する火災が発生した。

●トリプルタップに差し込まれていた水槽の電源プラグに、水分やほこりが長期間堆積し、トラッキングが発生。発熱して出火し、約20㎡を焼く火事となった。

アドバイス水槽まわりの事故を防ぐには?

〇水槽用ヒーターは水面から出ないよう、充分な水量で使用する。

〇清掃や水交換で水槽からヒーターを取り出す場合は、必ず電源を切り、ヒーター本体を10分以上放置して余熱を完全に除去する。

〇コンセントやテーブルタップに水がかからないようにするため、水槽はコンセントから離れたところに設置し、水槽のそばにテーブルタップを置かない。

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