よかとこ見つけた♪

春浅き祈りの聖地を歩く長崎県南島原市

ユネスコ世界ジオパーク認定「島原半島」の南東部を占める南島原市には、雲仙山麓から南へ肥沃で豊かな地下水を含む大地が広がります。キリシタン文化が繁栄した時代もある一方で弾圧を受けた時代もあり、人々の祈りの光と影を示す歴史遺産が多く存在します。春風に吹かれ南島原の聖地を巡るのはいかがですか。

問：南島原ひまわり観光協会　☎：0957-65-6333

イルカとオルレ

九島原半島・天草間の海域には約300頭の野生のイルカが生息。南島原市にはイルカウォッチングの基地が3カ所あります。イルカとの遭遇率は99％！きらきらと光る海面をイルカが飛び回る姿を、船上から至近距離で見る感動は忘れられない思い出となります。「九州オルレ」は九州の美しい自然風景を楽しみながら歩くトレッキング。南島原コースでは、南蛮船来航の地・口之津港をスタートして早崎半島を巡ります。自分のペースでゆっくり潮騒を聞きながら、田園や海岸そして港町を歩く旅が人気です。

天草四郎ゆかりの地

島原・天草一揆の舞台となった原城跡（国指定文化財）は南島原市を代表する歴史遺産で、現在も本丸を中心に発掘調査が続いています。またこの地は島原半島ジオパークの重要ポイントになっています。
原城跡そばの、有明海に面した「原城温泉真砂」の浴場は大きなガラス張りのオーシャンビュー。敷地内の地下400mの源泉から供給しています。
有馬キリシタン遺産記念館では、島原・天草一揆の全容、そして250年間のキリシタンの潜伏と弾圧の歴史などをわかりやすく展示しています。