神々のふるさとを巡る 宮崎県 高千穂町

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神々のふるさとを巡る 宮崎県 高千穂町

天孫降臨(てんそんこうりん)など数多くの神話・伝説に彩られた高千穂。町内の商店や民家の軒先には一年中しめ縄が飾られ、まるで神様と人々が共に暮らしているかのよう。その高千穂では晩秋から冬にかけて各集落で夜神楽が行われます。空気が凛と引き締まった冬にこそ、神々のふるさと・高千穂を巡ってみませんか。

問: 高千穂町役場 企画観光課 ☎:0982-73-1212

「天孫降臨」で高千穂峰に降り立ったニニギノミコトの像

九州最強のパワースポット

高千穂郷には469社もの神社があり、神話の舞台も数多く、パワースポットとして注目されています。
天岩戸(あまのいわと)神話の舞台となった天岩戸神社。社殿背後に流れる岩戸川の断崖中腹に天岩戸があります。また川に沿って歩くと、八百万(やおよろず)の神々が集まって岩戸開きの相談をしたという天安河原(あまのやすがわら)の大洞窟。澄み切った水と深い緑が神々しい雰囲気を醸し出しています。
国見ケ丘は建磐龍命(たていわたつのみこと)が九州統治の際に立ち寄って国見をしたといわれる丘で雲海の名所。高千穂盆地から阿蘇の山並みまで見渡せます。

天安河原
夜神楽

日本神話の聖地

高千穂郷八十八社の総社として信仰を集める高千穂神社は約1900年前の創建と伝えられています。境内の神楽殿では高千穂神楽を毎晩公開しています。
阿蘇溶岩が浸食されてできた高千穂峡は国の名勝・天然記念物。「日本の滝百選」の真名井(まない)の滝は高天原(たかまがはら)の水種を移した天真名井(あまのまない)が水源と伝えられます。
高千穂の18集落で行われる夜神楽は、各集落に神々をお招きし、神楽を奉納する神事。夜明けまで続く神楽33番の舞は、見る人を陶酔の境地に誘います。2020年1〜2月は4集落で開催されます。

高千穂神社
高千穂峡

立ち寄りスポット

高千穂あまてらす鉄道
旧高千穂鉄道を活用した観光トロッコ列車。高さ105mの高千穂鉄橋から壮大な景色が楽しめる30分間の旅。
住/高千穂町三田井1425-1(旧高千穂駅)
TEL/0982-72-3216
営/9:40~15:40(運行)
休/第3木曜、雨天・強風時

高千穂グルメ

かっぽ酒
青竹に酒を入れて囲炉裏などで温めると、竹の油分が酒に溶け込みかぐわしい燗酒となる。注ぐときにカッポカッポと音がすることが名前の由来。宿泊施設や一部の飲食店で提供。夜神楽で振る舞われることもある。

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