サカナたちの寝台車

安心安全コラム

サカナたちの寝台車

料理店や鮮魚店の生け簀で泳ぐ魚。これは「活魚」で、生きたまま流通する魚です。客の注文を受けて生け簀から活魚を出して捌くので、文字通り活きがよく美味しいはず…ですが、そう簡単ではありません。活魚は生産地や魚市場から荷台に水槽を備えた専用トラックで輸送されますが、この走行中の揺れが時として活魚にストレスとなって苦痛を与え、魚体の疲労や品質の劣化を招くのです。その悩みを解決したのが「快眠活魚」。これは魚体の特定のツボに針を刺すことによって活魚を動かない睡眠状態にする技術。魚は眠っているので、輸送中の揺れにストレスを感じて暴れることがないのです。いわば、すやすやと心地よく眠るサカナたちを乗せて走る、安心・安全なサカナの寝台車なのです。

ところで、電気は「電気コード」で安全に運ばれます。でも、長いコードを束ねたり巻いたりしたまま使うのは危険。コードに電気が流れると発熱し、束ねたり巻いたりしているとその熱が逃げにくくなり、ショートして発火する恐れがあるのです。ご注意ください。

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