安心安全コラム
北海道で履く冬靴は スタッドレスタイヤ!?
冬の雪道をクルマで走るときには、タイヤにチェーンを巻いたりスタッドレスタイヤに履き替えたりしますが、ヒトが歩く際も同様。九州では想像できないかもしれませんが、北海道には「夏靴」と「冬靴」があり、早いときは10月頃から翌年の春の雪解けまで道民の大半の方が冬靴に履き替えます。寒さが厳しい北海道では、雪道というより凍りついた凍結路が多く、転倒の危険が大。そこで安全対策として、ブーツはもちろんスニーカーやビジネスシューズ、女性のパンプスに至るまで、靴底に滑り止めのギザギザの溝が施された冬靴が用いられているのです。また、お気に入りの夏靴をそのまま冬でも履きたい人向けに、「六角(ろっかく)」と呼ばれる滑り止めシートをカットして靴底に貼り付けてくれる靴の修理店もあります。さらに、靴のつま先に引っ掛けてゴムベルトを踵側に伸ばして止める脱着式の簡易な滑り止めもあり、冬の北海道の雪道や凍結路に驚いた観光客が慌てて買い求めるそうです。
九州電気保安協会では電気設備の保守管理業務を行う際、必要に応じて感電防止のため、電気絶縁手袋を着用しています。低圧用・高圧用の手袋を1セット携行し、用途に合わせて使用しています。手袋をはじめ、法的な点検義務がある安全用具は、6か月以内ごとに1回、定期的に検査を行っています。