推し旅
有明から不知火へ宇土半島は秋日和
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海と夕陽と鳥居
八代海に面した永尾剱神社は713年に創建の古社。神社前の海上には大きな鳥居と灯籠が立ち、潮の干満差によってさまざまな表情を見せます。また、ここは八朔の日(8月下旬~9月下旬)の大潮で干潮となる未明に現れる蜃気楼現象「不知火」の観望所としても知られています。
- 永尾剱神社
- 熊本県宇城市不知火町永尾615
- TEL:0964-32-1111(宇城市商工観光課)
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海のピラミッド
明治20年に国際貿易港として開港した三角港。石積埠頭など当時の風景をいまに伝える三角西港は世界遺産に登録されています。港としての機能は三角東港に移行。フェリーターミナルは内外に二重螺旋のスロープを持ち、「海のピラミッド」と呼ばれる港のシンボルです。
- 三角港
- 熊本県宇城市三角町三角浦1160-177(フェリーターミナル)
- TEL:0964-53-1111(宇城市三角支所経済建設課)
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海へ向かう幻想の道
海の中へひたすら続く道と、その傍らに並び立つ電柱の組み合わせがインスタ映えで一躍有名になった絶景スポット・長部田海床路。干潮時は沖合の海苔養殖場へ向かう約1kmのコンクリートの道が出現し、満潮時は海から電柱が突き出て見える摩訶不思議な光景が見られます。
- 長部田海床路
- 熊本県宇土市住吉町3125-1
- TEL:0964-27-3329(宇土市商工観光課)
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日本一の石段
西の比叡とも呼ばれる釈迦󠄀院に向かう表参道「御坂」は全国に誇る日本一の石段で、その段数はなんと3,333段。全国10カ所の銘石や、外国7カ国の御影石などが使われています。秋には美しい紅葉の風景に出会えます。
- 釈迦院御坂遊歩道
- 熊本県下益城郡美里町坂本
- TEL:0964-47-1111(美里町役場美しい里創生課)
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このしろ寿司
有明海や不知火海に接する宇城市や宇土市では、豊富に獲れるコノシロを開いて甘酢で締めた姿寿司が伝統の郷土料理。甘酢が効いて醤油を付けなくても美味しく、頭や小骨も柔らかいので残さず食べられます。道の駅や物産館などで販売。
宇城市や宇土市などの宇城地域や不知火海沿岸をエリアとする熊本南事業所が秋におすすめするのは、有明海や不知火海(八代海)の干満差が創り出す、神秘的で美しいビュースポット。「スポーツの秋」をめざすなら、ぜひ日本一の石段──3,333段に挑戦してみてください。
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