その子ども服は4129(よい服)ですか?

安心安全コラム

その子ども服は4129(よい服)ですか?

子ども服店には可愛くお洒落なものがあふれています。でも子ども服を買うときにまず考えてほしいのが、「この服は安全か?」ということ。可愛らしさを演出する飾りやサイズ調整のためのひもを多用した子ども服がありますが、例えば公園の滑り台に首回りのひもが引っ掛かり首が絞まったなど、大事故に繋がる危険性があるのです。そこで経済産業省では子ども服のひもの安全基準を定めた日本工業規格「JIS L 4129」を作りました。子どもの年齢層別・身体部位別にひもの有無と長さの制限などを規定し、この規格に沿って作られた服には「JIS L 4129適合」などと表示されています。ただ、メーカーへの強制力はないため、規格外の服も販売されています。また、フード付きの子ども服はJISの対象外ですが、やはりフードも何かに引っ掛かったり、後ろから引っ張られたりすることがあります。フードに力が加わった場合には本体から外れるホック仕様にすることが推奨されています。

野山に出かけて子どもたちを遊ばせる際に、動物よけの電気柵を見かけることがあります。体に触れると感電の危険があるので電気柵の近くで遊ばせないようにしましょう。金属や水分を介して感電する場合もあるので川や池の近くでは十分に注意してください。

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