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どうして雷はジグザグに落ちていくの?
外は雷が鳴っているね。
近くに落ちたみたい。
雷って地面に落ちるときにどうしてジグザグになるんだろう?
雷がジグザグに落ちるのは、電気が通りやすいところを探しているから。
電気は空気の中を進めないんだ。
なので空気の中を突き破って無理やり進もうとするんだ。
電気は少しでも通りやすい方を選んで進んでは止まりを繰り返してる。
だからジグザグに進んでいるように見えるんだ。
そもそも雷の正体って…?
雷の正体は、静電気だよ!
雷が発生するしくみを説明するね。
①あたたかい空気が上空へのぼり雲になり、上昇し温度が下がった雲の中に氷の粒が作られる
②雲の中で氷がぶつかり摩擦が起き、小さな氷の粒は上へ、大きな氷の粒は下へ。
小さな氷はプラスの電気を帯び、大きな氷はマイナスの電気を帯びる
③氷の摩擦によって作られたのが「静電気」だよ。雲の中でたまった電気を放電する
これが「雷の正体」だよ!
電気は空気の中を通れない。
だから空気を突き破って通りやすい場所を探している。
そのため通り道はジグザグになるんだ。
雷にとって通りやすい所は、湿度が高いところや空気が薄いところ。
電気にとって通りやすい道を探りながら通っているので、ジグザグが遠回りに思えるけど、
実は電気にとっては近道なんだ。
雷の時は、できるだけ早く屋内に入って身を守ってね。