塩づくりに電気は欠かせない?

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塩づくりに電気は欠かせない?


ごはん、目玉焼き、豆腐…
食事では塩が欠かせないローデン。
ところで、塩はどうやってつくられるのだろう?

昔ながらの製塩方法は海水を煮詰めてつくられていたけど、現在は主に電気を利用しているんだ!

【イオン交換膜製塩法の原理】
海水の中で塩はNa+(ナトリウムイオン)とCl-(塩化物イオン)に分かれているよ。
海水に溶けているイオンに電気を流して塩をつくるんだ。

プラスイオンだけを通す陽イオン交換膜とマイナスイオンだけを通す陰イオン交換膜を交互に並べて、両端から電流を流すよ。

Na+(ナトリウムイオン)は陽イオン交換膜を通り抜けられるけど陰イオン交換膜は通れない。
Cl-(塩化物イオン)は陰イオン交換膜を通り抜けられるけど陽イオン交換膜は通れないんだ。

そうすると、膜と膜の間に濃い海水(かん水)と薄い海水ができあがる。
濃い海水(かん水)を煮詰めて乾燥させたら…塩の出来上がり!

塩づくりに電気は欠かせないものなんだね!


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