地上最強の発電力「電気ウナギ」

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地上最強の発電力「電気ウナギ」

もうすぐ秋。秋といえば秋の味覚。
柿、さつまいも、さんま……うなぎ!

実は電気ウナギってウナギの仲間ではないんだって!知ってた?
正しくは「デンキウナギ目ギュムノートゥス科デンキウナギ」なんだ。
カタチは近いけどウナギの仲間ではなく、ナマズに近いんだ。

どうして「電気ウナギ」と呼ばれているの?
電気ウナギは、名前に「電気」とつくのでその名の通り電気を発して小魚を捕まえて食べるんだ。

どうやって発電しているの?
体の中に「発電板」と呼ばれる器官があるんだ。
すべての生き物は、筋肉を動かすとき微弱な電気が起きるんだ。
これを利用して発電器官から電気を生み出すよ。

[発電のしくみ]
細胞の内側にカリウムイオン、外側にナトリウムイオンがあるよ。
興奮状態になるとナトリウムイオンが細胞内に入り、細胞内の電圧が高くなるんだ。
普段は弱い電気を流しているけれど、小魚をみつけると強く短い電気を発するよ。

どのくらいのエネルギーなの?
0.001秒で800ボルト流せるよ。

電気ウナギは感電しないの?
体が絶縁性の役割をする脂肪たっぷりなので感電しないよ。
たまに自分の電気で感電してるけど感電死することはないよ。

おもしろい体の仕組みだね!


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